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子どもが英語の語彙をネットワークで覚える方法

英単語を一つずつ覚えても、しばらくすると意味を思い出せなくなることがあります。似た言葉や反対の言葉、使う場面と結び付けて覚えると、必要なときに取り出しやすくなります。子どもが英語の語彙をネットワークのように広げ、会話へつなげる方法を紹介します。

英語の語彙をネットワークで覚える

語彙のネットワーク化とは、英単語をばらばらに暗記せず、意味や場面のつながりを意識して覚える方法です。たとえば「dog」を覚えるときに、「animal」「pet」「cute」「run」なども一緒に見ると、一つの単語から複数の言葉を思い出せます。

子どもの場合は、難しい分類を教える必要はありません。「この言葉から何を思い浮かべる?」と尋ね、出てきた言葉をつなげるだけでも語彙のまとまりができます。知っている単語同士に関係を作ることで、覚えた英語を別の場面でも使いやすくなります。

単語を一つずつ孤立させない

単語カードで「apple=りんご」と一対一で覚えるだけでは、意味を答えられても会話で使えないことがあります。「apple」から「fruit」「red」「sweet」「eat」へ広げると、色や味、動作まで一緒に思い出せます。

新しい単語を覚えたら、すでに知っている英語と一つ結び付けてみてください。「bus」なら「car」や「school」、「rain」なら「umbrella」や「wet」など、子どもが思いついた関係で構いません。

正しい分類を作ることより、本人が言葉のつながりを説明できることを優先します。大人には意外な組み合わせでも、「なぜつながると思ったの?」と聞けば、英語を自分の経験と結び付ける時間になります。

近い意味や反対語をつなげる

意味が近い単語や反対の意味を持つ単語は、並べて覚えると違いが見えやすくなります。「big」と「large」、「happy」と「glad」などは、似た意味を持つ言葉としてつなげられます。

反対語では、「big」と「small」、「hot」と「cold」、「fast」と「slow」などが子どもにも分かりやすいでしょう。二つの言葉を絵や動作で比べると、文字だけで覚えるより意味をつかみやすくなります。

一つの単語を覚えたら、似た言葉か反対語を一つ足すと、無理なく語彙を増やせます。細かな使い分けを一度に説明せず、まずは同じ仲間として触れてみてください。

子どもが広げやすい言葉のまとまり

語彙を広げるときは、教材の順番にこだわらず、子どもが話したいテーマから始めます。好きな食べ物や動物、遊びなら、関連する言葉も思い浮かべやすく、自分から英語を探したくなります。

一度に多くの単語を集める必要はありません。最初は五つほど選び、数日かけて少しずつ言葉を足してください。完成したまとまりは、別のテーマとつなげることもできます。

好きなテーマから単語を集める

動物が好きな子どもなら、「animals」を中心にして「dog」「cat」「lion」「rabbit」などを集めます。そこから「brown」「small」「jump」「fast」といった色、大きさ、動作へ枝を伸ばしてみましょう。

食べ物が好きなら、「food」から「fruit」「vegetables」「snacks」へ分け、それぞれに知っている単語を加えます。「apple」から「red」や「sweet」へつなげれば、食べ物の名前だけでなく、特徴を説明する言葉も増やせます。

英語が分からない言葉は、日本語で挙げてから親子で調べても構いません。子どもが知りたいと思った言葉を加えると、暗記するための一覧ではなく、自分の興味から作った語彙のまとまりになります。

絵や線で関係を見える形にする

集めた単語は、紙の中央にテーマを書き、線でつないでいきます。「weather」から「sunny」「rainy」「cloudy」へ線を引き、横に太陽や雨雲の絵を添えると、意味を目で確認できます。

同じ仲間は同じ色、反対語は向かい合わせに置くなど、簡単なルールを決めてもよいでしょう。色や線を増やしすぎると見づらくなるため、子どもが関係を説明できる程度にまとめます。

言葉同士のつながりを目に見える形へ変えると、どの単語と一緒に覚えたのかを思い出しやすくなります。完成後も新しい英語を聞いたら書き足し、少しずつ広げてください。

会話につながる語彙の残し方

単語のネットワークを作った後は、その中から二つか三つの言葉を選び、短い文にします。意味を知っているだけの語彙から、自分で使える語彙へ移すための練習です。

最初から長い文章を作る必要はありません。同じ文の形へ単語を入れ替えながら、声に出してみましょう。書いた文を地図の横に残しておくと、後から見返したときにも使い方を確認できます。

覚えた言葉で短い文を作る

「animals」のまとまりを作ったなら、「I like dogs.」「Rabbits are small.」「Lions run fast.」など、集めた言葉を組み合わせます。子どもが自分で選んだ単語を使うと、話したい内容を英文にしやすくなります。

保護者が「Which animal do you like?」と尋ね、子どもがネットワークを見ながら答える方法もあります。答えに使った言葉へ印を付ければ、覚えた英語を実際に使えたことも分かります。

単語のまとまりから一文を作り、声に出すところまで行うと、語彙学習が会話へつながります。言えなかった表現は地図へ書き足し、次に同じ話題を扱うときにもう一度使ってみましょう。

まとめ

英語の語彙は、一語ずつ孤立させず、近い意味や反対語、使う場面と結び付けると整理しやすくなります。子どもの好きなテーマから単語を集め、絵や線で関係を見える形にしてください。作ったまとまりから短い英文を考えれば、覚えた言葉を会話で使う練習にもなります。

家庭で語彙のネットワークを作った後は、家族以外の相手へ好きなものや考えを伝える機会を設ける方法もあります。講師との会話で覚えた単語を使い、表現を広げたい場合は、もう一つの選択肢として子ども向け英会話スクールを取り入れてみましょう。

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